トイレトレーニングの基本がわかれば、おむつはちゃんとはずれる!

「そろそろうちも、トイレでできるようにならなきゃ」そんなふうに思い始めたら、トイレトレーニングの始めどきかもしれません。

おむつはずし”“トイトレ”とも呼ばれるトイレトレーニングが完了したら、温泉やプールにもこどもを連れて行けますよ♥︎

1.トイレトレーニングはいつから始める?

おまる

2歳前後というのが一般的と言われていますが、スタートする時期は、ひとそれぞれ。

遅くとも幼稚園に入園する前には……」と、3歳をリミットにするケースが多いよう。

3〜4歳近くなると、子供のほうが「おむつのほうがラク」「失敗したくないからおむつをはいてたい」と、布パンツを嫌がることもあるので、2歳前後で一度トライするのがおすすめです。

とはいえ、トイトレには個人差があるので、3歳や4歳を過ぎていても気にすることはありません。

年齢よりも、子供の成長や発達に合わせて、スタートするタイミングを見極めましょう。

■トイトレ開始の合図

おしっこの間隔が2時間あいたらトイトレの合図

赤ちゃんのころは膀胱が小さく、おしっこを溜めておけません。

意思とは関係なく勝手に排出されるので、1日に何度も何度もおむつが濡れ、その都度取り替えていたはずです。

月齢が進むにつれ、膀胱のサイズが大きくなります。

膀胱に尿を溜められるようになると、おしっこの頻度がじょじょに減っていきます。

おむつ替えの間隔も、1時間、1時間半、2時間半……と、だんだん長くなります。

だいたい2時間程度、おむつが濡れていなければ、膀胱の容量が大きくなっておしっこを溜めているというしるし。

トイトレを始める合図です。

ひとりで歩けるのは、トイトレができるしるし

膀胱にたまったおしっこを出せるようになるには、大脳皮質が発達している必要があります。

歩けるということは、脳が指令をちゃんと出せている証拠。

大脳皮質がじゅうぶんに発達し、尿意を感じたら排尿しようと脳に指令を出せる状態です。

また、子供自身が「おしっこをしたい」「トイレでしよう」と自発的に動けるようになれば、トイトレもはかどるでしょう。

「おしっこに行きたい」が言えたら、失敗もしづらい

尿意や便意をもよおしたとき、トイレに行きたいことを伝えられるようになっていることも重要。

うまく伝えられないうちは、失敗の回数が増え、子供に苦手意識が生まれてしまいがち。

できれば言葉で伝えられるようになってから、トイトレを始めたいところです。

2.トイトレを始める前にしておきたいこと

おしっこもうんちもおむつでしている子供にとって、トイレは未知の領域。

トイレが何をするところで、どんなときに行く場所なのか、わからないのです。

ですから、まずはトイレの存在と、何をする場所なのか、教えてあげる必要があります。

ママがトイレに行くときに「おしっこしてくるね」と声をかけたり、服を着たままでもいいのでおまるや補助便座に座らせてみたり、普段の生活から学ばせてあげましょう。

トイレに嫌悪感を抱かせないために、清潔にしてかわいらしく飾ってあげると、子供が興味を持ちやすくなるようです。

トイレについて描かれた絵本や、動画を利用するのもひとつの手です。

3.トイトレに必要なものをそろえよう

トイレトレーニング

トイトレに使うグッズは、かさばるわりに使える期間が短かいことも……。

無駄買いを防ぐためにも、重要度の高いものから準備しておきたいですね。

■重要度5! 必ず用意が必要です

布パンツ

おむつはずれが目標なので、必須!

ただし、最初のうちはおむつでも可。

しめつけすぎないサイズを選んであげましょう。

大好きなキャラクターの絵柄が入っていると、自分からすすんではいてくれることも♥︎

補助便座

おまるか補助便座のどちらかで迷う人も多いですが、おむつがはずれたあとも必要になるのが補助便座。

どちらかひとつに絞るとしたら、だんぜん補助便座をおすすめします。

踏み台

補助便座と一緒にそろえるべきアイテム。便座に座ったとき、足場がきちんとあればふんばりやすく、うんちも出やすいです。

また、踏み台があることでオトナの助けなく便座に座れるように。

トイトレが完了してからも必要です。

おまるとは/ポータブル式の簡易トイレ。幼児サイズで、小さな子供でもまたがって使います。場所を問わないので、親の目の届く範囲に置いておけるのが利点。また、トイレを怖がる子供にもおすすめです。ただし、使うごとにおしっこやうんちを洗い流す必要があります。
補助便座とは/オトナの使うトイレに、その都度取り付けて使う幼児サイズの便座のこと。排泄したらトイレットペーパーで拭く、流すなど、一連のトイレの作法を覚えられるのが最大の利点です。前にハンドルがあるタイプはまたがって使用するので、ズボンやパンツをすべて脱がせる必要があります。ハンドルのないタイプなら、パンツをひざまで下げるだけで使えるので便利です。

■重要度は3。できれば用意したいもの

トレーニングパンツ

あて布が3〜5枚あって、おしっこがズボンにまでしみ出しにくい布パンツです。

濡れたパンツの不快な感覚を覚えやすく、トイレに行きたいという気持ちを高めてくれます。

日中のトイトレに最適ですが、お洗濯すると乾きにくいのが難点。

■重要度は1。あったら便利だけど、なくてもOK

おまる

1歳半から2歳過ぎなど、まだ子供が小さいうちは、いきなり補助便座を使うのは難しいかもしれません。

補助便座の前段階として、おまるを用意してあげましょう。

トイトレ用おむつ

おしっこはもれないのに、濡れた感覚は得られるおむつです。

就寝時のトイトレが完了しないうちなどに便利です。

おねしょシーツ

寝床がおねしょで濡れないよう、防水加工されているシーツ。

就寝時、布パンツにトライしている間に使います。

バスタオルを数枚重ねれば、代用できます。

4.トイトレの手順

トイレトレーニング

準備が整ったら、いよいよトイトレのスタートです!

この期間は、丈の長いトップスやワンピース・スカートを避け、子供が脱ぎ着しやすいズボンをはかせます。

どんな子も最初はうまくいきません。たくさん汚れものが出ると覚悟してください(笑)。失敗しても絶対に叱らず大らかな気持ちで進めましょう

■STEP1 タイミングを見て、トイレに誘いましょう

寝起きや食事のあと、「トイレに行こう」と誘います。

最初のうちは、トイレに誘うタイミングがつかみにくいかもしれません。

ポイントは、“水分を摂ったあと”を意識することです。

オトナでも、飲み物を飲んだ後はしばらくしたら尿意をもよおすはずです。

それよりも気持ち早めに声がけするイメージで、進めてみましょう。

おまるや便座に座らせたら、おしっこをしてみるよううながし、成功したら大げさなくらい褒め倒します。

すぐにおしっこが出る子はほとんどいないので、最初のうちは座るだけでもOK!
「おしっこが出るまで……」と長く座らせるのは逆効果。1〜2分でさっと切り上げましょう。

■STEP2 おむつから布パンツに換えます

2時間に1度程度の割合でトイレに誘い、2回に1度は成功するようになったら、日中は布パンツをはかせます。

布パンツで失敗すると、おしりが濡れて気持ちが悪いと気付くでしょう。

パンツが濡れたら「パンツでおしっこすると、濡れて気持ち悪いね」「次はトイレでおしっこしてみよう」「おしっこしたくなったら教えてね」と励まします。

■STEP3 布パンツで寝かせてみましょう

日中のトイレが成功するようになったら、夜の就寝時も布パンツをはかせます。

おねしょに備え、おねしょシーツやバスタオルを敷いておきましょう。

そして、「寝る前はオトナも子供も、みんなトイレに行くもの」と教え、出なくてもトイレに座らせるようにします。

おねしょに気付いたら、すぐに濡れたパンツ・パジャマ、シーツなどを換えてくださいね。

5.まとめ

おむつがはずれたら、当然おむつ替えの手間から解放され、おむつ代が浮き、お出掛けの荷物は軽くなり……と、いいことずくめ♥︎

だけど、トレーニングの最中には、お洋服やおふとんがおしっこで濡れて洗濯回数は激増し、明け方におねしょをしたと叩き起こされうんちがべっちょりついたパンツを前に目の前が真っ暗になることも。

思うように進まず、「おむつをはかせていたほうがラク!」なんて投げ出したくなることだってあるかもしれません。

親とこどもが力を合わせて乗り越えなければならないミッションですが、あわてることはありません。

おむつはずれのタイミングは個人差があり、時期をずらしたら驚くほどあっさり卒業できたりするものです。

根を詰めすぎず、「いつかはとれるさ!」と大らかな気持ちで進めていきたいですね。